野上の宮崎牛(卸)
宮崎牛の特徴と魅力とは?
野上食品で取り扱う、宮崎牛は本当に美味しい牛肉だけを仕入れています。
また、やはり美味しく食べてもらうために常に毎日お肉と向き合っています。
宮崎牛ブランドとは
宮崎で生産された牛肉が全て「宮崎牛」として、ブランドを名乗れるわけではありません。「宮崎牛」と名乗ることができるのは、厳しい基準をクリアした、本当に選りすぐりの牛肉だけです。
宮崎牛の歴史
宮崎牛の歴史は長く、25年以上の歴史があります。宮崎牛をブランド化する以前から、三重県や佐賀県で銘柄牛として肥育される子牛(素牛)の生産が盛んであった宮崎。そのため、宮崎は昔から、良質な肉質を持つ系統の素牛を保有していました。
宮崎牛はこれらの良質な素牛を、宮崎の大自然の中で肥育し、ブランド化したのが始まり。昔から受け継がれてきた、肉質良好な系統を持つ宮崎だからこそ高品質を維持した宮崎牛を生み出せたのです。
厳しい宮崎牛の認定基準
宮崎牛と名乗れる条件は厳しく決められており、まず、「宮崎県産の黒毛和種であること」が第一条件。黒毛和種は、その良質な肉質から世界最高峰と呼ばれる牛肉を生み出す和牛の一種で、宮崎牛は、この黒毛和種でなければなりません。
しかし、これだけでは、宮崎牛をまだ名乗れません。さらにこの中で、「肉質等級が4級以上のもの」がようやく宮崎牛を名乗ることができます。肉質等級は、霜降りの具合、肉の締まりとキメ、肉の色沢、脂肪の色沢の4項目を5段階評価する食肉の流通規格です。
肉質等級4級以上とは、4項目すべてに4以上の評価が付かなければならない狭き門。これらの条件をすべて満たした宮崎牛はまさに、厳選された選りすぐりの牛肉といえるでしょう。これらの条件以外に、消費者が安心して宮崎牛を口にできるよう、BSE検査が実施され、検査を通過したもののみが販売・流通されます。
宮崎牛の特徴
宮崎牛の最大の特徴は、その肉質とその霜降りの良さにあります。等級4級以上の赤身は、締りが良く、滑らかな舌触り。肉全体に散りばめられた、キメの細かな霜降りがもたらすジューシーで柔らかな脂肪は、芳醇なコクでありながらもしつこくなく、口の中でさっぱりと溶け出します。
日本一に輝く宮崎牛
宮崎牛は、肉質の良さと、安定した高品質により、「和牛のオリンピック」と呼ばれる全国和牛共進会において2連覇を果たし、名実ともに日本一の牛肉と認められています。
宮崎牛を肥育するには、手間がかかるだけでなく、熟練された畜産農家の技術が不可欠です。宮崎牛を生産できる熟練の畜産農家が宮崎県には500戸以上存在し、肥育頭数も全体で1万頭を超えます。この肥育頭数の多さが、宮崎牛の品質維持につながっているのです。
評価は日本のみならず海外でも
宮崎牛の評価は、日本だけにとどまりません。県内にある対米輸出基準をクリアしたハイレベルな処理施設によってスピーディーに加工された宮崎牛は、アメリカや香港・シンガポールに輸出され、海外でも高い評価を受け、人気を博しています。